主なパフォーマンス指標

AirTOP Terminalには、IATA Level of Service（待ち時間・スペース・座席数）および歩行距離、歩行時間、スループット（動的） 容量などの主要パフォーマンス指標（KPI） を評価するための機能が組み込まれています。さらに、AirTOP Terminalを使用して、ユーザーは独自にカスタマイズされたレポートをシームレスに作成できます。すべてのレポートをCSV形式でエクスポートし、他のサードパーティ製ツール（Excel®、Power BI®、Tableau®など）で使用することもできます。

動的容量と静的容量の計算

AirTOP Terminalは、動的容量と静的容量の両方の計算に使用できます。このソフトウェアには、特定の需要（乗客数） とターゲット（維持されるサービスレベル） に対して任意の（ユーザー定義の） 時間間隔で必要なチェックインリソースの数を計算する機能が組み込まれています。例えば、キューイング時間は10分を超えることはできません。このモジュールはまた、動的リソース計算機能を提供しており、任意の（ユーザー定義の） 時間間隔で条件付きでオープンする必要があるリソースの数を計算します。例えば、新しい国際線がスタンドに駐機している場合は、より多くの入国管理カウンターを開放します。

* This feature includes software developed by choco-solver.org.

旅客ターミナルプロセスのモデル化

AirTOP Terminalは、旅客ターミナル施設内で発生するあらゆるプロセスをモデル化することができます。ユーザーは、ターミナルの入り口から出発ゲート（出発） まで、および到着ゲートからターミナルの出口（到着） まで、乗り換えを含む完全なターミナル施設をモデル化できます。あるいは、ユーザーは、完全なターミナル施設をモデル化する必要なしに、チェックイン、セキュリティ、再利用などの特定の空港プロセスをモデル化することもでき、最終的には時間とコストを節約できます。

出発プロセス

到着プロセス

軌跡密度ヒートマップ（Trajectory Density Heat Map）

AirTOP Terminalでは、軌跡密度ヒートマップを生成することができます。シミュレーション中に同じ経路を使用した乗客の数によって、軌跡の色が赤（乗客数が多い） から青に変わります。しきい値と色はユーザーが定義できます。

AirTOP Reporter

AirTOP Reporterを使用して、シミュレーション結果をすばやく取得、視覚化、集計できます。外部の分析ツールやレポートツールで使用するために、スプレッドシートや画像にエクスポート可能なプロットやテーブルを生成します。ローリング期間を生成することもできます。ローリング期間レポートを使用すると、グラフを生成したり、しきい値に基づいて領域をさまざまな色で強調表示したりできます。